パラオにあるホテルは全部で約40軒。
だが100室を超えるホテルはパラオパシフィックリゾート(160室)とパレイシア・ホテル・パラオ(165室)、パラオ・ロイヤル・リゾート(158室)の3軒のみ。あとは20~30室程度の小規模なホテルがほとんどで、全州合わせても客室数は1000 室に満たないです。だから旅行シーズン、チヤーター便が乗り入れる時期などは大混雑となりますので要注意です。希望のホテルに泊まりたい場合は、早めの予約が必須です。
室内金庫を備えているホテルは少数派。貴重品管理はしっかりと。洋式バスではシャワーカーテンをバスタプの内側に入れて利用することを忘れずに
全ホテルのうち、約7割がコロール州に位置している。内訳としては、アラカベサン島とマラカル島に各5軒の宿泊施設があり、残りはコロール島に集中しています。ほかにはバベルダオブ島のアイライ州にホテルが3軒、またペリリュー島に4軒、アンガウル島やカープ・アイランドなどにそれぞれゲストハウスやコテージリゾートがあります。
日本人スタッフが常駐し、諸施設も完備、一般の旅行者が快適に滞在できる、いわゆるリゾートホテルは以下の3軒。それぞれにキャラクターが異なるので、旅のスタイルに応じて選ぶといいでしょう。
格安ホテル一方、ホテルは雨露をしのげればいいという節約派の旅行者や、日中はどうせダイビング三味だから寝るだけの場所でいいというダイバー向けのホテルが数多くあるのも、パラオならでは。
いわゆる「安宿」はコロールの中心街にあり、食事や買い物の使もいい。ブルー・コーナーなど有名なダイブポイントに近いという理由から、カープ。アイランド・リゾートやペリリュー島のアコモデーションはダイバーに人気が高い。
日本ではまだあまり知られていませんが、パラオにはローカル経営の中規模ホテルがたくさんありますよ。
コテージタイプのキャロラインズ。リゾートや、豊かな自然に囲まれた個性派ホテルのパラオ・プランテーション・リゾートなど、雰囲気もさまざま。じっくり探すと安くて快適な「泊まり得」の1室が見つかるはずです。ちなみにまさに「癒し系」リゾートと呼びたいおすすめのホテルがパラオ・プランテーション・リゾート。
また、なかでもコロール州にホテルをチェーン展開しているウエスト・プラザ・ホテルは、リーズナブルな宿泊料金と諸施設の充実ぶりで、初めてのパラオという人には最適だと思います。デセケルとバイ・ザ・シー、コーラル・リーフとダウンタウン、マラカルに計5軒系列があります。