ハネムーン、卒業旅行、家族旅行・・・。パラオヘ行く。そう決めたら、まず最初に日本と現地を往復する足を確保しなければなりません。
もっとも、多くの人は旅行会社の用意するパッケージツアーに参加するか、自分で組み立てるFIT型の旅をすることになるはずでしょう。
この場合は旅行会社が確保に全力を尽くしてくれますので特別な努力はしないですむと思います。 しかし、航空券代というのは旅行費用の大きなパーセンテージを占めるものと言われています。
旅行時期は別として、パラオへのツアーの値段を決定する大きな要素はふたつ。
①利用航空会社と②滞在するリゾートホテルです。 ですので旅行のスケジュールにも大きく関わってくるこのあたりの事情はよく知っておいて絶対に損はないはずでしょう。本ページではその中でも、航空会社に関しての特集を行おうと思います。ぜひ、知識を蓄えていただければと思います。
成田―パラオ間の直行便では2010年12月からデルタ航空が運航している定期直行便(週3便・所要約4時間30分)が最有力でしょう。夕方から夜に日本を出発し、その日のうちにパラオに到着できるスケジュールです。この直行便を利用したツアーも多数販売されているのでかなり目にする便なのではないでしょうか?
また、日本航空(JAL)や全日空(ANA)はチャーター便として年間数便を成田から、ウズベキスタン国営航空は名古屋から直行で運航しています。こちらは、朝に出発して昼過ぎに到着する便が多いです。
ユナイテッド航空は日本各地(成田・名古屋・関西・福岡)から グアム経由、
アシアナ航空・大韓航空は日本各地(成田・名古屋・関西・福岡・札幌等)からソウル(インチョン)経由、
チャイナエアラインは日本各地(成田・名古屋・関西・広島)から台北経由
で定期便を運航しています。
パラオへ行くなら、デルタ航空の直行便!日本とパラオを結ぶ、唯一の定期直行便を運航しているのがデルタ航空です。直行便ならば、たった4時間30分であの非日常的に美しい楽園へ飛び込めます。機内食ではパラオNO.1のホテルという呼び声高いパラオ パシフィック リゾートのシェフによるものもあり、優雅に旅をおくれます。ちなみに、ビジネスクラスのみならず、全席でスターバックスコーヒーが楽しめるのも、大きなポイントでしょう。
しかし...2018年、驚きの速報が流れました。2018年5月をもってパラオと成田の直通便を廃止してしまったのです。これにより、2018年現在、パラオへの定期直行便を行う航空会社は0となりました・・・
グアムタ刻発の週7便がパラオヘ就航しており、直行便で約2時間のフライトです。日本一グアム間には日本航空などが全国各地から多数の直行便(所要約3時間30分)を就航させていますが、乗り継ぎの利便性や料金的な面から、ユナイテッド航空を利用するのが一般的でしょう。どの出発地もだいたい昼前に日本を発ち、グアムで2~3時間のトランジットタイムを過ごして夕刻発のパラオ便に乗り継ぎ、夜パラオに到着というのが基本パターン。
成田、中部、関西、福岡から土曜を除く毎日運航。グアム泊を組入れられる唯一の航空会社です。航空会社のスケジュールに自分を合わせる必要がありません。
韓国のフラッグキャリア的存在の航空会社。世界42ヵ国、110都市へ就航しています。日本の地方都市との便も豊富なのがポイントでしょう。
週2便がパラオヘ就航しており、コロールへの直行便で約5時間のフライトとなります。日本一ソウル間は大韓航空が就航している日本15都市からの乗り継ぎが可能です。
世界各国への「ハブ空港」としても有名なインチョン空港は、乗継手続きもスムース&ストレスフリー。 成田、中部、関西、福岡、札幌からは週2便、青森、小松、鹿児島 からは週1便(日曜発-金曜着)でスケジュールを組むことができます。
韓国第2の航空会社。新規就航都市の開拓にも熱心でおもてなしのサービスも好評です。創立30周年を迎えたスターアライアンス系列の航空会社ですよ。世界各国への「ハブ空港」としても有名なインチョン空港は乗継手続きもスムース&ストレスフリー。成田・名古屋・関西・福岡・札幌発着にてスケジュールを組むことができます。
台湾を代表する航空会社。日本国内と台湾を最多のフライトネットワークで結んでいます。パラオへは週2便のスケジュール。(増便時期あり)乗り継ぎ便ではパラオに最も早い時間に到着し、翌日からのアクティビティーに備えてホテルでぐっすりお休みすることが可能なスケジュールを組めます。
チャーター便のため不定期ですがパラオまで直行で飛ぶのでとても人気があります。直行便のさきがけJALチャーターです。1995年より900便以上運航しており、およそ15万人のお客様に利用されてきました。パーソナルモニター付、フリードリンク、預け荷物2個無料などのサービスが好評です。
運航スケジュールは半期ごとに決定され、それに合わせてパッケージツアーが売り出されます。おもに成田・中部国際・関西などからお盆や年末年始、連休時に運航。2012年度はほぼ毎月、多いときには週1ベースで運航されました。所要約4時間30分。
スカイマーク(BC)は2018年7月18日に開催した記者懇談会で、保有機材が増える2019年5月以降に成田/サイパン線とコロール(パラオ)線を定期便として運航する考えを示しています。コロール線は、週に2便を目処に運航する予定なようです。また、マリアナ政府など現地の強い要望を受け、年末年始にはチャーター便を運航する予定といいます。
料金的なことはもちろんですが、運行している曜日やパラオと絡めて2カ国周遊などを楽しみたい方は航空会社選びも大切な要素となってくるので覚えておきましょう。